2022.4京都府知事選挙 公開質問状と懇談

来月4月10日投開票で、京都府知事選挙が行われます。

小学校のような全員制の中学校給食をめざす連絡会として、2月に立候補を表明されている、梶川憲さん、西脇隆俊さんに、公開質問状を提出し、あわせて懇談のお願いをすすめてきました。

質問状の中身は以下の通りです。

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2022年2月


京都府の中学校給食に関する公開質問へのご回答と懇談のお願い

突然のお願い失礼いたします。 私たちは、 小学校のような全員制の中学校給食の実施を願う、保護者や市民団体などで集まり取り組みを進めている団体です。

今回、 京都府知事選挙に立候補を表明された方々に、 中学校給食に関してのご意見やご提案をいただけ ればと考えました。 お伺いした内容については、当団体のホームページ上などで公表する形をとらせてい ただき、 府民や保護者の判断の指針になればと思っております。

ご多忙の折大変恐縮ですが、 趣旨をご理解いただき、 下記の質問にご回答くださいますよう、ご協力よ ろしくお願い申し上げます。 回答用紙は別紙同封いたしました。 質問の回答につきましては、 3月17日 までにご返送いただければ幸いです。

また、この件に関して、 直接、 懇談させていただけないでしょうか?懇談依頼の用紙を入れさせていた だきました。 ご検討よろしくお願いいたします。

    記

1、2005年に食育基本法が制定され、 それを踏まえ学校給食法も大幅に改定され、学校教育の一環 であるという趣旨がより明確になりました。 学校給食を 「生きた教材」とし、 食育を推進していくことが より重要となり、 全国で中学校給食の実施が進み、 2019年度の都道府県別中学校給食実施率(生徒 数) は 85%でした。 その中で京都府は37%と全国ワースト2です。 この数値をどのようにお考えでし ょうか。

2. コロナ感染拡大で、 厳しい経済状況から「空腹をがまんして過ごす」 という子育て世帯が増えてい ます。 給食はすべての子どもの食のセーフティネットです。 小学校のように全員制であってこそ、その役 割を果たすことができます。 府として、 中学校給食未実施の市町をどう支援していくのかお聞かせくださ い

3. 京都市は中学校給食を選択制で実施しており、 昨年度の喫食率は24%です。 京都府内の中学生の 半数は京都市に住んでいます。 京都府の中学校給食実施率は、 京都市の喫食率が大きく影響しています。 選択制中学校給食についてどのようにお考えでしょうか。

4. 公立小中学校の給食費の保護者負担を自治体が全額補助する制度や、 一部を助成する制度は、 子育 て支援や定住しやすい環境づくりを目的に全国で広がっています。 保護者が負担する学校給食費は、 副教 材費など義務教育にかかる様々な費用の中で最も重い負担となっています。 給食費無償化についてのお 考え、府としての推進プランがあれば教えてください。

小学校のような全員制の中学校給食をめざす連絡会

全国の中学生85.3%が給食が食べていて中学校給食は当たり前になっています。 京都市でも、小学校のような全員制の中学校給食を実現するため活動しています。 これまでの運動を土台にして、連絡会を2019年9月28日に立ち上げて、京都市長、教育長あての要望署名に取り組み始めました。 ご協力、応援よろしくお願いします!

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