学習交流会「子どもの貧困と食クライシス」を開催しました。

 9月26日、台風の影響が心配された中の開催でしたが、会場、オンライン含め、50名が参加し、学び、交流し合いました。「小学校のような中学校給食をめざす会@左京」の代表のあいさつでスタート。連絡会呼びかけ人のお一人、藤原辰史さんが動画で連帯のメッセージを送ってくださいました。

 阿部彩さん(講師は、東京都立大学人文社会学科 社会福祉学教室教授)のお話は、調査されたデータを示しながら、子どもの貧困の現状を話されました。2017年の調査で、困窮に陥っている子育て世帯の中で、食べものを満足に食べられていない世帯は7割も占めていた、コロナ感染拡大で、子どもの食を「家庭の問題」にしておくことはもうできない、と訴えられました。米国の食料支援の取り組みも紹介されました。その後、長田奈央さんが6月から8月まで連絡会として取り組んだアンケート結果について報告し、会場、オンライン参加者で交流しました。

 参加されたみなさん、お疲れ様でした。賛同金のご協力もありがとうございました。


今後の連絡会は、

 ⓵京都市教育委員会にアンケートの結果を持って懇談を申入れます

 ②京都市長宛ての要望署名に取り組みます

 引き続き、お力添えいただきますよう、よろしくお願いいたします。

小学校のような全員制の中学校給食をめざす連絡会

全国の中学生85.3%が給食が食べていて中学校給食は当たり前になっています。 京都市でも、小学校のような全員制の中学校給食を実現するため活動しています。 これまでの運動を土台にして、連絡会を2019年9月28日に立ち上げて、京都市長、教育長あての要望署名に取り組み始めました。 ご協力、応援よろしくお願いします!

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